異業種への転職は、難しいのか?

多くの人は、「今の仕事は、自分には向いていないのではないか?」、「会社の将来性が不安だ」、「給与に不満がある」、「雇用形態を変えたい」等、様々な理由で、転職を考えます。
会社の将来性や給与の不満、雇用形態の変更などは、勤める企業を変えることで解決できるので、幅広い業種・職種の転職にチャレンジすることができ、同業種・同職種への転職も可能です。
しかし、「今の仕事は、自分に向いていないのではないか?」と、転職を決意したのであれば、異業種や異職種への転職を視野に入れなければなりません。
今までに経験したことのない、異業種・異職種への転職活動は不安に感じると思います。
ここでは、異業種への転職に絞って、その難しさを調べてみましょう。

異業種への転職が難しいと言われるのは、次の2点です。
1点目は、企業側の採用判断です。
中途採用をする企業側としては、即戦力を求めています。
そのため、今までの実績を採用の判断材料にします。しかし、異業種への転職の際、この判断をすることが難しくなります。業種によっては新卒者同様に、時間と経費をかけて人材を育成しなければならないこともあり、敬遠せれることもあります。
2点目は、転職者本人の問題です。同業種への転職に比べ、異業種への転職は、未経験のことが多くなります。加えて、仕事をしながら転職を活動を行う際に、転職先の業界への事情や傾向について学ぶ時間を割くことは難しく、不十分な理解のまま転職をしてしまう
ことも多いのが実情です。
結果、「こんなはずじゃなかった。」と、また、転職活動を始めることもあります。
そのような転職者を見てきた企業は、どうしても異業種への採用を敬遠してしまうのです。

しかし、最近では異業種の転職を積極的に受け入れている企業も増えてきました。
現在、スマホの普及やコンビニの業務拡大など、異なる業種・業態の企業間競争がおこっています。
異業種間競争では、危機感をもち、意識転換を図りリスクを恐れない発想や視点を持つ必要があります。
広い視野をもち、他業種への動向にも目を向け、顧客のニーズに応えていかなければ、戦っていけないのです。
そのため、社内に新しい風を入れ、他業種への視野を持つために、他業種からの転職を積極的に受け入れるようになっているのです。

異業種への転職は今までの実績をアピールできないなど、難しい点はあります。しかし、企業にとって新しい風を生み出すと判断される人材になれば、難易度は十分下がるでしょう。